出血がなくても具合は悪い

出血がないと言われたその日、それでも私は少し考えていた。
「棒の先少し茶色くない?ただの汚れ?」
「血が出ない割に体調悪いが?」
そう、私は体調が全回復という感じもなく、もちろん前に比べたら格段にいいわけだけど、「耳の気圧がおかしい」という部分に関しては一向に変わりがない。
まあでも先生がいいって言うんだからいいんだろう、月イチでいいんだ、わ〜いと喜んでいたのも束の間、治療から3週間あたりから体の不調が出始めました。
先生からは「出血がないから月に一度の治療でいい」と言われたものの、時間が経つにつれて喉の奥の痛みや圧迫感、目の痛みや肩こりが復活。
なんだこれ、元に戻ってるぞ…と、気のせいかも、ただの疲れで調子が悪いのかもなどと思いましたが、やはり喉の詰まるような痛みから全ての不調になっている感じだったので、急いで病院を受診。
えひ「あの、また体調が悪くて…」
先生「じゃあいつも通りやりましょうね〜」
Bスポット後、先生が「血がつかないから、1ヶ月に1回でいいよ」と同じことを言われる私。
やっと血が出なくなったと思ったのに、どういうことだ!出血がなくても具合が悪いなんて聞いてないぞ!
先生は割と高圧的で患者への理解が足りないタイプ(すみません)なので、親身になってくれるという感じでもない。
「あの…出血がなくても体がしんどくて…」
「そうなの?なんでだろうねえ、出血がないから炎症もないと思うけど」
「はあ…」
という感じで終わってしまう。
くっそ、全然理解していないぞ!
治療後家に帰って自分で色々調べてみると、出血がないのに全回復とならない場合は、以下のようなケースがあるらしい。
①先生の手グセで、擦りきれていない箇所があり、鬱血が部分的に残されている
②そもそも出血していなくても、慢性的な炎症の場合は擦過した場合に痛みがひどいので治療は必要(炎症していない人はそこまでの痛みはない)
私はとにかく治療後は喉の痛みで心臓がバクバクするほど。
治療の瞬間よりも、治療後10分がピークに痛いのです。
痛過ぎてネブライザーどころじゃない。吸えない。
この具合の悪さは鬱血が残されていることが理由かもしれないし、出血しなくても炎症がある(痛みが強いので)ということかもしれないし、まあどっちもかもしれないんですけど、とにかく。
「出血しているかどうかが、体調の基準にはならない」
あくまでもこれは慢性上咽頭炎と診断された人に限ってです。
私は実際、出血がなくなっても体調の悪さがぶり返しました。
なので「先生に月イチって言われたし…」とか思わず、とっととBスポット治療を受けに行くことが大事です。
上記のやり取りは繰り返されるわけですが、先生がなんと言おうと、私は2〜3週間の通院ペースで治療を続けました。