慢性上咽頭炎って?

私の長く続いた不調の原因、本当にずっと分からなかったんですけど、「慢性上咽頭炎」という病気だったことが20年越しに判明。
熱は出ないのに喉が詰まるように痛い、目の奥も痛い、頭も痛い、もはや喉だけではなく舌(喉の近く)まで痛い。
異常に疲れてしまい皆と同じように動けないし、最終的に私は耳の閉塞感まで出てきて、不調のピークに。
それが去年たまたま目にした本で、これ私じゃないかと自身の病名を知るに至りました。
え、え、これじゃない?治療法あるの!?というあの時の驚きと喜びよ…
まず初めに、慢性上咽頭炎ってなに?ということですが、この上咽頭とは鼻の奥と喉の繋ぎ目くらいにある場所で、普通の診察では見えないから見逃されやすい箇所でもあります。
いろんな要因が重なって、上咽頭に炎症が起きて鬱血し、全身に不調が出るという病気です。
なぜ炎症が起こると不調になるかというと、上咽頭には迷想神経や副交感神経と繋がる神経終末が多くあり、簡単に言うと自律神経と直結している場所なので、ここに炎症があると自律神経バランスが乱れてしまうという理由です。
上咽頭が慢性的に炎症を起こしている状態を慢性上咽頭炎といいます。まんまですね。
慢性ということは、炎症(鬱血)し続けているということなので、体調もずっと悪い。
楽な時なんかない、ずっと不調。
この地獄みたいな毎日を、なんだかBスポット治療というのが解決してくれるらしいぞ!という若干浅はかな期待と知識で、病院を検索。
その治療を行っている病院はあまり多くはないらしく、遠くに行かないといけないかな…と思っていたら、なんと家から徒歩15分のところに治療をしているクリニックを発見。
こんなに近くに私の病気治療してくれるとこあった!?
私が読んだ本には、「塩化亜鉛を染み込ませた長い棒で、上咽頭をこすります」というようなことが書いてあり、続いて「慢性上咽頭炎の人はかなりの出血があります」とあった。
わあ痛そう、でもこの地獄から解放されるならどんな痛みにも耐える!という強固な意志で病院を予約、数日後早速歩いて治療へと向かいました。
どんな痛みにも!耐える!元気になるなら!
次回、「えひ、耳に棒を刺される」です。